土の中の微生物と腸の中の微生物は繋がっているのです。
腸内細菌の由来は、土の中の微生物です。
腸内細菌と土との関係を記載している書籍やインタネットの
情報をご紹介します。

『土壌は人間の腸内細菌叢に寄与しているか?』
著者:ウィンフリートE.H.ブルム他
公開日:2019年10月23日
参照元:ttps://www.ncbi.nlm.nih.gov/pmc/articles/PMC6780873/

<内容>
土壌は、健康な人の腸内細菌叢の重要な主要な供給源であると。
マウスの実験結果から、人が生物多様性のある土壌に触れると、
人の腸内細菌叢の多様性も増えていると見なすことができる。
けれど、その供給源の土壌が、農村地帯の厳格な管理で、
土壌生物が減ってしまっている。
更に 現代人の腸内細菌叢も 生活環境や食生活の変化で、
数も減り種類も偏って、様々な病気に繋がっている。
それは、様々な方面の研究で明らかになってきている。
<感想>
この論文には、色々な方面の研究を集大成にして、情報が
凝集され 結論の根拠となる証拠がちりばめれれていて、
とても読みごたえがあって、面白いです。
内容が濃すぎて、私も何度読んでも理解できない箇所も
ありますが、是非 読んでみてください。

『腸と森の「土」を育てる』
著者:桐村 里紗
発売日:2021年8月17日
出版社:光文社
<内容>
腸の中は、森の土と同じような役目を担っており、
腸内環境も自然環境も 微生物が健康を保っていること。
そして、人間の健康と地球の健康は密接に関係しており、
プラネタリーヘルスという地球上に棲む全ての生物の
健康を取り戻すために、私たち人間が、食を通して
回復することを 働きかけています。
著者の桐村さんは、医者の立場から、
腸内細菌叢の働きなどを
詳細に解説されていらっしゃいます。

『土と内臓―微生物がつくる世界』
著者:デイビッド・モントゴメリー , アン・ビクレー
発売日:2016年11月18日
出版社:築地書館
<内容>
地形学教授の著者が、庭の土づくを通して知った
見えない微生物が自然の半分を占めることや、
微生物の研究の歴史、微生物の働きなど、
微生物にまつわる色々な話が、書かれています。
この本を通して、微生物の偉大さを知りました。

『失われてゆく、我々の内なる細菌』
著者:マーティン・J・ブレイザー
発売日:2015年2月7日
出版社:みすず書房
<内容>
ヒトのマイクロバイオームが、宿主(人)が生存する為
そして 微生物自身が生存する為
お互い共生するのに お互いに必要な利益を提供している。
ところが、現代医療では、抗生物質を多用したり
ある菌を悪玉菌(善玉菌の働きをすることもある)として扱い、
マイクロバイオームの多様性の喪失を招いている。
このマイクロバイオームの消失により、
肥満や、アレルギー、自閉症などの原因となっていることを説き、
抗生物質の乱用に警鐘を鳴らしている。

『腸内細菌叢』
著者:内藤 裕二
発売日:2021年4月2日
出版社:羊土社
<内容>
専門用語が多く、理解するのは かなり難しいですが、
糖尿病、肥満、骨粗鬆症、食道がん、胃がんなどの癌、
うつ病、パーキンソン病、動脈硬化、脳卒中、不眠、
慢性疲労症候群、アトピー性皮膚炎など
様々な病気が、腸内細菌叢と関係していることが
分かります。
